続狗尾録
狩野直喜
『続狗尾録』は青空文庫で公開されている狩野直喜の中編作品。14,754文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 14,754文字 |
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書き出し書出 | 自分は一昨年の秋から、昨年の十月に懸け、一年間餘歐洲諸國を遊歴し、其傍巴里・倫敦・伯林・聖彼得堡等の國都で、先般燉煌及支那の西陲から發見されて、一時斯學界を賑はした、漢代の木簡、及び※に書いた漢人の尺牘、六朝及び唐代の舊抄卷子本やら、且つ古抄本の一部を筆録して歸つた。 |
初出 | 「藝文 第五年第二號、第三號、第拾壹號」1914(大正3)年 |
底本 | 支那學文藪 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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