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無人島に生きる十六人

須川邦彦

『無人島に生きる十六人』は青空文庫で公開されている須川邦彦の長編作品。111,766文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜
111,766文字
人気
47,306PV
書出

中川船長の話これは、今から四十六年前、私が、東京高等商船学校の実習学生として、練習帆船琴ノ緒丸に乗り組んでいたとき、私たちの教官であった、中川倉吉先生からきいた、先生の体験談で、私が、腹のそこからかんげきした、一生わすれられない話である。

初出
底本無人島に生きる十六人
表記
新字新仮名
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