安吾の新日本地理05 消え失せた沙漠―大島の巻――
坂口安吾
『安吾の新日本地理』は青空文庫で公開されている坂口安吾の中編作品。13,491文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 13,491文字 |
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書き出し書出 | この正月元旦に大島上空を飛行機で通過したとき(高度は三千メートルぐらいだったらしい)内輪山の斜面を熔岩が二本半、黒い飴ン棒のように垂れていただけであった。 |
初出 | 「文藝春秋 第二九巻第九号」1951(昭和26)年7月1日 |
底本 | 坂口安吾全集 11 |
表記 | 新字新仮名 |
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