埃及雑記
浜田青陵
『埃及雑記』は青空文庫で公開されている浜田青陵の短編作品。5,319文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 5,319文字 |
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書き出し書出 | 埃及の入口ポートセイドの騷々しい港に船を降りて、一望百里鹽澤の外、何者も眼の前に見えない茫漠たる景色に接した私と倉田君とは、何處にナイルの恩惠たる黒土の埃及が横つてゐるかを疑つたのである。 |
初出 | 「文藝春秋」1929(昭和4)年8月 |
底本 | 青陵随筆 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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