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足利時代を論ず

原勝郎

『足利時代を論ず』は青空文庫で公開されている原勝郎の短編作品。8,426文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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30分以内
8,426文字
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書出

足利時代が多くの歴史家からして極めて冷淡な待遇を受け、單に王室の式微なりし時代、將た倫常壞頽の時代とのみ目せられて、甚無造作に片付けられて居つたのは、由來久いことである。

初出「藝文 第三年第十一号」京都大学文学部、1912(大正1)年11年
底本日本中世史の研究
表記
旧字旧仮名
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