10分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品
青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
251-300件 / 全337件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 僕たちは愛するけれど | 小川未明 | 10分以内 | |
「誠さんおいでよ、ねこの子がいるから。 | |||
| もずとすぎの木 | 小川未明 | 10分以内 | |
若い元気なもずが、風の中をすずめを追いかけてきました。 | |||
| ゆずの話 | 小川未明 | 10分以内 | |
お父さんの、大事になさっている植木鉢のゆずが、今年も大きな実を二つつけました。 | |||
| 笑わなかった少年 | 小川未明 | 10分以内 | |
ある日のこと、学校で先生が、生徒たちに向かって、「あなたたちはどんなときに、いちばんお父さんや、お母さんをありがたいと思いましたか、そう感じたときのことをお話しください。 | |||
| 青い石とメダル | 小川未明 | 10分以内 | |
犬ころしが、はいってくるというので、犬を飼っている家では、かわいい犬を捕られてはたいへんだといって、畜犬票をもらってきてつけてやりました。 | |||
| おきくと弟 | 小川未明 | 10分以内 | |
空が曇っていました。 | |||
| 子供はばかでなかった | 小川未明 | 10分以内 | |
吉雄は、学校の成績がよかったなら、親たちは、どんなにしても、中学校へ入れてやろうと思っていましたが、それは、あきらめなければなりませんでした。 | |||
| 夏とおじいさん | 小川未明 | 10分以内 | |
ある街に、気むずかしいおじいさんが住んでいました。 | |||
| はまねこ | 小川未明 | 10分以内 | |
そこは北のさびしい海岸でありました。 | |||
| 森の中の犬ころ | 小川未明 | 10分以内 | |
町のある酒屋の小舎の中で、宿無し犬が子供を産みました。 | |||
| お母さんのかんざし | 小川未明 | 10分以内 | |
あるところに、母と少年とがさびしく暮らしていました。 | |||
| 鐘 | 小川未明 | 10分以内 | |
K町は、昔から鉄工場のあるところとして、知られていました。 | |||
| 金が出ずに、なしの産まれた話 | 小川未明 | 10分以内 | |
ある金持ちが、毎日、座敷にすわって、あちらの山を見ていますと、そのうちに、「なにか、あの山から、宝でも出ないものかなあ。 | |||
| 銀のペンセル | 小川未明 | 10分以内 | |
三味線をひいて、旅の女が、毎日、温泉場の町を歩いていました。 | |||
| 熊さんの笛 | 小川未明 | 10分以内 | |
熊さんは、砂浜の上にすわって、ぼんやりと海の方をながめていました。 | |||
| 日月ボール | 小川未明 | 10分以内 | |
孝ちゃんの、近所に住んでいる自動車屋の主人は、変わった人でした。 | |||
| 春 | 小川未明 | 10分以内 | |
「なにか、楽しいことがないものかなあ。 | |||
| 春の真昼 | 小川未明 | 10分以内 | |
のどかな、あたたかい日のことでありました。 | |||
| 船でついた町 | 小川未明 | 10分以内 | |
たいへんに、金をもうけることの上手な男がおりました。 | |||
| ふるさと | 小川未明 | 10分以内 | |
北の故郷を出るときに、二羽の小鳥は、どこへいっても、けっして、ふたりは、はなればなれにならず、たがいに助け合おうと誓いました。 | |||
| 秋雨の絶間 | 牧野信一 | 10分以内 | |
一降り欲しいとのぞんだ夏の小雨が、終日降り続いて、街の柳に煙つたかとみると、もうそれは秋雨と呼ばなければならない。 | |||
| 悲しき項羽 | 牧野信一 | 10分以内 | |
紀元前二百五年、始皇帝の秦は二世に滅びて、天下は再び曇り勝となつた。 | |||
| 月下のマラソン | 牧野信一 | 10分以内 | |
……去年の春だつた。 | |||
| 蘭丸の絵 | 牧野信一 | 10分以内 | |
僕等が小学校の時分に、写絵といふものが非常に流行しました。 | |||
| やぶ入の前夜 | 牧野信一 | 10分以内 | |
バリカンが山の斜面を滑る橇のやうにスルスルと正吉の頭を撫でゝゆくと、針のやうな髪の毛はバラバラととび散つた。 | |||
| 喜びと悲しみの熱涙 | 牧野信一 | 10分以内 | |
道夫は友達の好き嫌ひといふことをしなかつたから、誰とでも快活に遊び交はることが出来た。 | |||
| 泣き笑ひ | 牧野信一 | 10分以内 | |
ドンドンドン……といふ太鼓の音がどこからともなく晴れた冬の空に響いて居りました。 | |||
| 辞書と新聞紙 | 牧野信一 | 10分以内 | |
あるところに大層偉い王様がありました。 | |||
| 親孝行 | 牧野信一 | 10分以内 | |
「新一、遅くなるよ、さあお起き。 | |||
| 初夏 | 牧野信一 | 10分以内 | |
私が中学の三年の時でした。 | |||
| 首相の思出 | 牧野信一 | 10分以内 | |
昔、独逸のある貴族の家に大へんに可愛らしい、さうして美しい少年がありました。 | |||
| 悦べる木の葉 | 牧野信一 | 10分以内 | |
一郎は今迄しきりに読んでゐた書物から眼を放すと、書斎の窓を開いて庭を眺めた。 | |||
| 美智子と日曜日の朝の話 | 牧野信一 | 10分以内 | |
日曜の朝でした。 | |||
| 疳の虫 | 牧野信一 | 10分以内 | |
必ず九時迄に来ると、云つて置きながら、十五分も過ぎてゐるのに、未だ叔父は来なかつた。 | |||
| 晩秋 | 牧野信一 | 10分以内 | |
僕はどうしても厭だ、と云つたが、みち子がどうしても行くんだ、と云つて承知しない。 | |||
| 香水の虹 | 牧野信一 | 10分以内 | |
窓帷をあけて、みつ子は窓から庭を見降した。 | |||
| 心配な写真 | 牧野信一 | 10分以内 | |
「兄さんはそれで病気なの?何だか可笑しいわ。 | |||
| 清一の写生旅行 | 牧野信一 | 10分以内 | |
ある土曜日の放課後、清一はカバンを確かりとおさへて、家ンなかへ慌しく駆け込むやいなや、其の儘帽子も脱がず、「お母さん!」と叫んだ。 | |||
| 蛍 | 牧野信一 | 10分以内 | |
「今夜こそ書きませう。 | |||
| お父さんのお寝坊 | 牧野信一 | 10分以内 | |
「いくら日曜の朝だからつて、もうお起ししなければいけませんわ。 | |||
| 周一と空気銃とハーモニカ | 牧野信一 | 10分以内 | |
周一は、今年のお年玉に叔父さんから空気銃を貰つた。 | |||
| 美智子と歯痛 | 牧野信一 | 10分以内 | |
美智子は、朝から齲歯が痛んで、とう/\朝御飯も喰べませんでした。 | |||
| 四郎と口笛 | 牧野信一 | 10分以内 | |
四郎は、つい此の間から、何時といふことなしに口笛が吹けるようになつた。 | |||
| 目醒時計の憤慨 | 牧野信一 | 10分以内 | |
あしたはきつと五時に起きよう――と、また美智子さんは、堅く決心しました。 | |||
| 小鳥と兄妹 | 小川未明 | 10分以内 | |
町からはなれて、静かな村に、仲のいい兄妹が住んでいました。 | |||
| おおかみをだましたおじいさん | 小川未明 | 10分以内 | |
北の国の、寒い晩方のことでありました。 | |||
| おじいさんとくわ | 小川未明 | 10分以内 | |
だんだんと山の方へはいってゆく田舎の道ばたに、一軒の鍛冶屋がありました。 | |||
| 河水の話 | 小川未明 | 10分以内 | |
河水は、行方も知らずに流れてゆきました。 | |||
| 楽器の生命 | 小川未明 | 10分以内 | |
音楽というものは、いったい悲しい感じを人々の心に与えるものです。 | |||
| すももの花の国から | 小川未明 | 10分以内 | |
人々のあまり知らないところであります。 | |||
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。

