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加利福尼亜の宝島(お伽冒険談)

国枝史郎

『加利福尼亜の宝島』は青空文庫で公開されている国枝史郎の長編作品。51,697文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜
51,697文字
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書出

一 「小豆島紋太夫が捕らえられたそうな」 「いよいよ天運尽きたと見える」 「八幡船の後胤もこれでいよいよ根絶やしか。ちょっと惜しいような気もするな」 「住吉の浜で切られるそうな」 「末代までの語り草じゃ、これは是非とも見に行かずばなるまい」 「あれほど鳴らした海賊の長、さぞ立派な最期をとげようぞ」  摂津国大坂の町では寄るとさわると噂である。

初出「中学世界」博文館、1925(大正14)年1月~8月
底本十二神貝十郎手柄話
表記
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