山村暮鳥の児童文学全作品
青空文庫で公開されている山村暮鳥の児童文学全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-25件 / 全25件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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ちるちる・みちる | 山村暮鳥 | 1時間〜 | |
ちるちる・みちる山村暮鳥自お芋(いも)の蒸(ふ)けるのを、子(こ)ども等(ら)と樂(たの)しく一しよにまちながら……わたしは二人(ふたり)の子(こ)どもの父(ちゝ)であります。 | |||
雨の歌 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
雨がふる雨がふるさびしい雨滴でも聴かうかいや、いやさうだ鞭(むちう)つやうに蹴るやうにつよく、つよくはげしくつよく、はげしくふつてくれ。 | |||
海辺にて | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
浪よ浪、浪ここまでおいで浪よ浪、浪つかまへておくれどんと打つてくりやそらにげた浪よ浪、浪ここまでおいで腹がたつたか浪よ浪さつとひくとき砂の小山をけちらした。 | |||
葭切鳥 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
よしきりこきり葭(よし)がゆれてもとびだすななんでもないぞ河風だよしきりこきり葭の笛をふいてみせ葭の笛ができたらばおらにも一つくれないか。 | |||
港の唄 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
みなとのはるのよあめもよひどこからきたのかふながかりみなとのてんまにひがついたひとつぽつちりひがついたみなとのはるのよあめもよひてんまであかごがないてゐた。 | |||
筏乗り | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
やまのやまのおくやまの谿(たに)からでてきた筏乗り筏のうへの日やながかんべくわえ煙管でのんきだなやまのやまのおくやまの谿から出てきたいかだのりさとへのみやげか岩躑躅一枝くれてゆくもんだ。 | |||
渚 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
千鳥のあしあと小さいなよあけの渚にでてみたかよあけの渚のどんど波波がわすれた砂の上ちどりのあしあとかわいいな。 | |||
稲かけ | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
いねかけゆツさゆさ雀(すずめ)の子どもがあそんでたいねかけゆツさゆさすずめのこどもが喧嘩(けんくわ)したいねかけゆツさゆさすぐまたなかよくしやべつてた。 | |||
百舌鳥 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
百舌鳥やきいりきり鉄砲ぶちにきをつけろあつちみろこつちみろもずやきいりきり枯草山に火をつけろ。 | |||
雪 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
きれいなきれいな雪だこと畑も屋根もまつ白だきれいでなくつてどうしませう天からふつてきた雪だもの。 | |||
昔語り | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
昔、昔のそのむかし昔の話をきかさうかぢぢがこどものそのころも山には霧がかかつてた森には小鳥がないてゐた。 | |||
鶸 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
山奥でついーん、ついーんとないてゐるのは鶸の子そのやまおくのほそみちのながいことついーん、ついーんとないてゐる鶸の子。 | |||
春 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
のろいなのろいななのはなのはたけのなかをゆく汽車はひらひらひいらあとからその汽車追つかける蝶々(てふてふ)。 | |||
鳶 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
とんびぴいひよろ輪をかいてみせろ泣く子はきらいだ泣く子のうへのたかいそらでとんびぴいひよろぐるりと大きな輪をかいて泣く子にみせろ。 | |||
田圃にて | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
たあんき、ぽーんきたんころりんたにしをつツつく鴉(からす)どんはるのひながのたんぼなかたあんき、ぽーんきたんころりんわれもひとも生きもんだあんまりひどくしなさんなたあんき、ぽーんきたんころりん鴉はきいても知らぬ顔はるのひながのたんぼなか。 | |||
おや雀 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
おや雀おや雀もう日が暮れるくらくなる日がくれてくらくなつたらどうしよう何処に行かうぼつちやんわたしの巣をかへせ子どもをかへせ。 | |||
鰹釣り | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
父よおいらも行きてえな大きな海のまんなかでおいらも鰹(かつを)が釣つてみてえなおいらも船にのりてえなまつてろまつてろその腕が樫(かし)の木のやうになるまで。 | |||
春の海のうた | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
さしたりひいたりはるのしほはるのひながのあをいうみひよつこりいそがしづんだらぴよつこりおふねがうきだしたぴよつこりおふねがういたらばひよつこりいそがしいづんだいそとおふねのかくれんぼそれをみてゐたかもめどりかもめもかもめでかくれんぼひよつこり... | |||
雪虫の唄 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
どんより雪空ピアノの音……ふわふわふわふわ雪女郎小女郎ピアノの音からまひだしてピアノがやんだら消えちやつた。 | |||
燕 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
きりきりつばめ燕(つばめ)、どこいつたわたしの目へ飛びこんだきりきりさへづつて飛びこんだとおもつたらもう彼方をとんでゐた。 | |||
鶏 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
うちの鶏こけこつことなりの鶏こけこつこだんだんあかるくなつてきたみなさんおはやうこけこつこそうら、お日様でてきたぞ。 | |||
時雨 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
からすからす巣にかへれ峠の時雨がやつてきた雀(すずめ)もかへれ竹藪へたうげのしぐれがやつてきた。 | |||
冬の木木 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
ふゆがきたとて木は裸春になるまで木は裸ちらちら雪がふつてきてはなをきものにきるけれどそれが消えるとまた、裸。 | |||
手ぶくろ | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
あたしの手套桔梗色雪のふる日はおもひだすなくした一つの手ぶくろよのこつた一つのてぶくろよ。 | |||
風景 | 山村暮鳥 | 5分以内 | |
いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなかすかなるむぎぶえいちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなひばりのおしやべりいちめんのなのはないちめんのなのはな... |
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