林芙美子の児童文学全作品

暗い晩で風が吹いていました。

むかしあるところに、梟が住んでいました。

むつは、何か村中が湧きかえるような事件を起してやりたくて寢ても覺めても色々なことを考えていました。

雨が降つて暗い昼間であつた。

ひらめの学校の女の校長先生は、このごろお年をとって眼鏡をかけました。

僕はおとうさんが好きです。

むっくり、むっくり、誰もとおらない田舍みちを、龜さんが荷物を首にくくりつけて旅をしていました。

昔、ききんのつづいた年がありました。

四國のある山の中に、おもしろい狐がすんでいました。

大木繁、滑川浩太郎、片貝巖、奧平善一、これだけが、おにおん倶樂部のメンバアである。

夜になって、ふしぎな岩は、そっと動きはじめました。