テレモピレノ
槙村浩
『テレモピレノ』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。277文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 277文字 |
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| 書き出し書出 | 一峯吹く嵐音絶えて 鐘の音遠く月落ちて 露は真珠としたゝりつ 風や松葉を払ふらむ 二友に別れし雁一つ 空に声して飛び行けば 苔むす石碑人絶えて 無情の草木涙あり 三訪ふ人稀の石碑に 霧や不断の香をたき 月常住の燈となり 英雄の末吊はむ 四昔の儘の山川も 南楼月をもて遊び 月とや秋を期すれども 遂に帰らぬ人の跡 五雲霞の勢を引受けて 死すとも此所を退かじ スパルタ武士の名を知れと 実に勇ま |
| 初出 | |
| 底本 | 槇村浩全集 |
| 表記 |
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