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電灯と浦島

槙村浩

『電灯と浦島』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。260文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
260文字
人気
186PV
書出

昔は電気がなかったから 昔の昔大昔生れて死んだ浦島に 電気を見せてやったなら 大へんびっくりするだろと 電気を見せたら「オーヤオヤ」 「此の電気はエライ暗いなあ」   ハテナハテナ 昔の昔大昔生れて死んだ浦島が 電気を知ったわけがない   ハテナ ハテナとよーくよく 考へたが分らない 仕方がないから浦島に わけを聞いたら浦島は 「わしは今から何億年の  昔に龍宮へ行った時  百億色の電灯を  いく

初出
底本槇村浩全集
表記
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