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大震火災記

鈴木三重吉

『大震火災記』は青空文庫で公開されている鈴木三重吉の短編作品。11,756文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
11,756文字
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書出

大正十二年のおそろしい関東大地震の震源地は相模なだの大島の北上の海底で、そこのところが横巾最長三海里、たて十五海里の間、深さ二十ひろから百ひろまで、どかりと落ちこんだのがもとでした。

初出「赤い鳥」1923(大正12)年11月
底本鈴木三重吉童話集
表記
新字新仮名
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